5年間に渡り活動してきた、陸前高田、大船渡のボランティアを手放した後、新たに熊本震災の復興支援がスタートしました。
日本全国から熊本に集まったボランティアセラピスト
癒し隊の呼びかけで集まった総勢28名のセラピストの皆さんです。鍼灸師、リフレ、整体、セラピスト、ヒーラー、ストレスセラピストと様々です。
北は北海道から南は九州まで、各地で活躍させている先生方と一緒に活動です。
被災地では広範囲にわたり、ブルーシートを屋根にかぶせたお宅が多いのです。
瓦が落ちてしまったり、建物自体が波打ってしまっていたり、
一階部分が崩壊してしまっているお宅もいくつもありました。
建物崩壊の危険がある家には貼紙が貼られています。赤紙は危険、黄色紙は要注意です。
熊本地震は震度9
現地の方が言うには震度は7までしか計れないが、今回の地震は震度9位あったのではないか
とおっしゃられていました。そのくらいドーンという突き上げがひどくて家が耐えられなかったとのことでした。
道路わきの石垣でさえ、もろくも崩れるほどの地震です。
この地方では築70~80年以上耐えてきた農家の母屋も多いのです。
それが、今回の地震で崩れているのを見ると、何十年もの間で最も大きい地震だったというのがわかります。
400年に一回級の大被害の熊本地震
熊本城の崩れた石垣の中から400年前の人物画が発見されたとのニュースがありました。
そこから考えてみると、400年に1回の規模の大地震であったともいえるでしょう。
関東でも東日本大震災のときはかなり揺れて震度6でした。それでも家は壊れませんでした。
あちこちに残る地震の爪あと、被害の大きさを見ると、熊本地震が震度9というのも本当かと思います。
それでは、ここから現地での活動内容です。
すでに仮設住宅は出来ているのですが、施術場所は集会所や談話室ではなく、近所の公民館等が会場になりました。
沢山の方がお見えになります。
今回は、お揃いの癒し隊の紫のユニフォームがあります。癒し隊の美奈子さんが自費で作ってくださいました。
公民館では、東北とは少し勝手が違います。それはベットやマットが無いこと、枕やタオル、フェイスペーパーを各自で持ち込み用意することです。手作り感満載です。
次回は被災地での施術で重要なことをお伝えしたいと思います。