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内なる無限の力

この世は幻であると言う意味

目に見える世界が幻とは一体、どういうことでしょうか。

現在見ている目の前の世界を現実だと捉えていると、実は数々の苦しみや混乱が起こってきます。眼に見えている現実はあたりまえだと思っているでしょうが、実際は現実ではないのです。

ここを見て、現実だと錯覚する肉体を持っているのです。人間の五感で物事を捉えているのです。自分と他人があるという分離意識が善と悪を作ります。

例えば眼は、光の反射を捉えて脳の中で映像化しています。人間は捉えられる可視光線の範囲でしか光を見ることはできません。つまり、宇宙の無限の色の波長のごくごく一部分だけを捉えて、それを脳の中で色として映像化しています。

つまり脳が現実をでっち上げでいるのです。

目の前にある何らかの波長を五感でとらえて、脳の中でホログラフィックな映像にするのです。ですから、目の前の物や人はどこにいるかと言うと、全部自分の内側にいるのです。自分の内側を外側に投影して、それを現実だと誤認しているのです。

ワンちゃん等は白黒で見えるようですから、人間とは全く違う物を見ているのです。つまり、ワンちゃんの脳の中にしかその白黒映像はありません。ワンちゃん独自の世界を見ている。

こうもりは、映像をナイトビジョンのように見ているのかもしれません。それぞれの動物や植物が、それぞれの器官を使って波長を捉えているので、実際のその物の真の形を捉えているのではありません。

人間も同様に、人間独自の世界を脳の中で映像化しているのです。

自分の内側を外側に見ているのです。眼に映るものはすべて自分の内側が作り出しているホログラムなのです。

つまり、人間とは映写機のようなものです。例えば、目の前に自分を責める人がいるということは、そういう映画を投射してそれを現実だと捉えているのです。ですから、いくら自分を責めるのをやめるように働きかけても映画のスクリーンに呼びかけているのです。

これを投影、人間型ゲシュタルトといいます。

 

現実を変えたければ、自分の内側を観るしかない。相手を正そうと躍起になったり、物事を努力して達成しようとしたりするのは、外側を変えようとしているのですから、報われることはないのです。思いを実現しよう必死になっていると、自由自在になれない。

極の反転が起こり初めて、今までは努力でなんとか出来てきた事も、もう努力ではどうにもならなくなりました。内側を変えるというたったそれだけで良いのです自分の内側にある数々の制限からくる上下間、白黒感、優劣感を中和、統合して、物事の価値をニュートラルに置くのです。そこから、立体的に浮かび上がる世界を発見していくのです。

その立体的に浮かび上がる世界こそ、内なる無限です。行動や努力に勝る、無限で自由自在な創造力はここからしか生まれないのです。