やめたくてもやめられない行動や思い
強迫性障害は、几帳面や真面目な性格だから起こる、考えすぎの傾向の方がなる病気と思われていましたが、やはり脳の病気ということが分かって来ました。
■私が完全に完了しなければ、不快に感じる
■誰かを傷つけてしまわないかを心配している
■間違いを恐れて、何度も郵便物や報告書を確認しないと安心できない
■後悔を恐れて、何もできなくなり、未来を心配している
■細菌、化学物質、放射性物質を恐れて、疲れ果てる
■自分も変だと思うが、おかしな妄想を止めることはできない
そんな、症状のために、日常生活に疲れてはてていきます。
何回も何回も同じ事が頭の中に沸き起こり、確認が止まらなくなっていきます。
誰かを傷つけてしまうのではという加害恐怖妄想
今回のクライアントさんは、そんななかでも非常に重篤な加害恐怖妄想をお持ちでした。
もともと、パニック障害をお持ちでしたが、病院には行かずに何年もすごされていました。
しかし約一年ほど前に、体全体が痺れて、筋肉の痛み、頭痛、精神障害、妄想等が同時に襲ってきました。
日に日に症状は醜くなり、めまい、たちくらみ、が起こり、体全体が過敏となり、光や音が数倍大きく感じるようになりました。
パニック障害のような発作も起こり、過呼吸、動悸でまともに息ができなくなります。
朝起きると、加害恐怖妄想、予期不安、脅迫障害、体の痛みが同時に起こる毎日で、仕事は出来なくなりました。
神経過敏が体全体に広がり、耳も、目も、触覚もおかしくなり、どこを触ってもぞわぞわして、だんだん人への加害が抑えきれなくなってきたのです。
このままでは、人を襲ってしまうと思い、色々な精神科にも通うのですが、薬の副作用が強く、フラフラになり、漢方を処方してもらうのですが、それでも一向に良くならずに、ついに自殺未遂を起こしてしまうのです。
そして、灯庵を訪れることになるのです。
感情を支配する寄生生物の恐怖
ナショナル ジオグラフィックより抜粋
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/17/103000064/
脳に寄生してその生物の行動や性格まで変えてしまう生物が報告されています。
しかし、現代医学では薬はありませんし、検査方法もありません。
しかしその生物を駆逐できれば、速やかに症状は回復していくのです。
ストレスセラピーでは、まず寄生生物の侵入を疑って、そこにむけてのセラピーを開始していきます。
灯庵開発のストレスセラピーはこの寄生生物を駆逐できるのです。
今回はセラピー12回目で、加害妄想がゼロパーセントになりました。
今では、「先日受けた仕事の面接が、うかるかどうかでどきどきです」と言うまで回復しています。
ご本人様からのメッセージです。
激しい妄想が消えました。
一時は死にたくなるような事が、たくさん起こり、どう生きていくか悩むような毎日でしたが、
今は働く事で悩むまでになりました。
35歳 男