内なる悪を否定しているから、あなたは辛いのです
明日から、大阪~熊本と、約8日間の癒しのボランティア旅が始まります。毎回毎回どんな人や、どんな施術家さんがくるのか、新しい人との交流が楽しみです。
人との繋がりは、多くなればなるほど、楽しい人生になるのかも!
さて、本日のお話は、「自分を赦す」についてです。
「うそをついてはいけない」
「自分勝手はいけない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
そんな、あなたにとって「いけない」と心が思う価値観は、受け入れない、赦さないという否定なのです。
いわゆる、ネガティブな考えです。ネガティブシンキングはしたくないと思う人は多いけど、善悪に分けたその考え方こそ、ネガティブシンキングの本質です。
これが、否定や咎めの正体です。
否定・咎めとは、「赦せない」「受け入れられない」という葛藤ですから、受け入れらてる人には当然、この葛藤などありません。
否定・咎めが多い人ほど葛藤やイライラが多いのです。そんな不運が、その人の周りに一杯ある状態をイメージしてみて下さい。あなたは耐えられますか?
内なる悪とは
あなたにとって、嘘をつく人は耐え難い苦痛かもしれません。しかし、良く考えて欲しいのです。
生まれてから一度も嘘をつかないで生きられる人などいるのだろうかと・・・。
嘘をつかない人生など、無いのです。ありえないのです。
では、嘘をつくのが人生なのに、「嘘をついてはいけない」と思っていたら、大きく矛盾してしまい、当然に葛藤したり、イライラしたりしますよね?
「嘘があってもいいんだ」と今まで忌み嫌っていた自分の中の悪を、認めるのです。自分の嘘を、「そんなときも、あってもいいよね」と赦すのです。
自分を赦せないから、他人が赦せない
自分の中の悪を赦せない人は、他人が赦せません。
「相手が許せないんだよ」と言っている人は、
「自分が赦せないんだよ」と言っているのです。
「どうしてこうしないの」「こうしたほうがいいのに」「それは無いよ」とは全て咎めの心です。
自分の中で、こうでないといけないと、咎めの価値観が強すぎて、善悪の極端な考え方になっています。
こういう偏った考え方は、しなくても良い苦労や、不幸、病気を経験することになっているのです。
まずは、自分のなかの悪を一つ一つ赦してみてください。どんな事も肯定できるように。
全ての否定を取り払ったときに、未知の扉が開く
そうして、自分の中の極端な考え方を真逆の考えで中和していくのです。極端を無極にするのです。ニュートラル化するのです。
自分の価値観を一つ一つ無極化・等価値化したときに、自分の内側が源に通じて、自由自在な、創造主となるのです。
人間、悟らなくても、もうすでに悟った自分が内側にいるのです。そこと通じるのは、咎めをとって、価値観を均等化することです。
本を読んだり、勉強したりする必要は全くありません。全ての価値観を等価値化をするだけで、叡智の扉が開くのです。